イタリアの保育園びっくりベスト5〜その②〜

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以前も、入園したばかりの娘の保育園について記載しましたが、まだまだこんんなことも!という内容を追記します。

1、シラミ事件

朝、携帯の連絡網に「シラミが発生しました、子供の頭を確認してください。」と連絡が・・マンマミア 😥  虫が嫌いでない私も、、シラミはちょっと。。

当日、保育園に連れて行くと、市の清掃の人が駆除をしていました。

シラミは幸運にも娘にはついていませんでしたが、これも初体験の私にとっては驚きの出来事でした。

日本の友人に聞くと日本でも起こるみたいですね〜。

イタリア人はお風呂につかる、毎日シャンプーをするという習慣がないので、シラミ事件が発生するのかと思っていました。

2、名前で呼ばれる違和感

イタリアでは、「ユウコ」と、下の名前で呼び合います。

(イタリアだけでなく日本を飛び出せば、欧米全てですね。)

友人間でも職場でも当たり前で、苗字は?知らない。。という具合です。

それはわかっていたのですが、保育園の子供たちからも「YUKO YUKO」と呼び捨てにされる。もちろん先生からも。当たり前なんだけど、いまだに違和感を感じているのは私だけと思います(笑)

イタリアでは夫婦別姓が一般的です。結婚しても私は日本名の苗字のままで、娘は旦那の苗字です。娘と苗字が違うというのは日本人からしたらおかしな話!と思われるかもしれませんが、日常的に名前だけ使われるこの国では、苗字の存在感が薄すぎて、、、気にはなりません。

ちなみに、娘の日本パスポートの苗字は、私の日本姓。唯一大変なのは、ドイツの空港で毎回のように「なぜ娘なのに苗字がちがうんだ?(本当に親子なのか?旦那の許可とって出国しているのか?という疑心)」と止めらることです。娘も、大きくなったとき、二つの名前があってややこしぃと思うかもしれません。

3、寝る部屋

日本の保育園ではどのようにお昼寝をするのでしょうか?

私が小さい頃は布団が教室中にひかれ寝ていたような・・昔の記憶すぎて今は別の方法の保育園も多いのかもしれませんが。

娘の通う保育園では、寝る部屋があり、このように小さなベッドが用意されています。

(正直、どうも寝心地が悪そうな・・と思いました!)

家から、以下のものを持参

・マットレス

・タオルケット

・シーツ

・枕、枕シーツ

月曜の朝に、親がベッドを完成させ、金曜にシーツなどを持って帰って洗う、そして月曜またベッドの準備というルーチンです。

娘曰く、ベッドでは流石に靴を脱いで寝るそうですよ。

4、食堂

このようにテーブルと椅子が準備された食堂があります。席が決められているのかは不明ですが、自分たちで当番制でお皿やフォークなどを運んできて並べるみたいですよ 😀 

奥の子供二人は、朝のおやつを教室に運んでいます。

5、自分とは違う

娘のクラスの4歳の子に「◯◯◯(娘の名前)は中国人なの?」と聞かれました。とっさに思ったのは、「4歳でもうイタリア人ではない、人種が違うということがわかるんだ」ということです。「娘は日本人で、中国と日本は同じアジアで近いんだけど、別の国なんだよ。」と説明しました。

言いながら、なんか悲しさも込み上げ、、

なぜなら、この質問、これからずっと娘は何百万回もされるんだろうな〜という不安、大丈夫かな?という心配に思ったからです。

自分とちがう!と言われるのは、子供にとったら辛い経験になるかもしれません。

「日本人だよ!いいでしょ?!」と言えるように、今の環境を誇りに思ってもらえる子になってほしいなと思いました。そして、その任務は親である私たちにあると再認識する出来事でした。

娘の保育園はイタリア人しかいないのですが、近くの町では、逆に保育園に10%しかイタリア人がいないところもあります。多くの人種と触れ合える環境としては素晴らしいので、イタリアだけでなくいろんな国のことに興味を持ってほしいものです。

まとめ

3歳、4歳、小さい子供たちと思っていましたが、家でも私が「カメリエーラ(給食当番)」になる!と保育園でしていることを真似したりして、お皿を運んでくれたり、日々成長している様子がわかります。

前回のイタリア保育園びっくり5〜その1〜もよろしければご覧ください。

イタリア保育園生活〜びっくりベスト5〜