イタリア保育園生活〜びっくりベスト5〜

Published by Cocci Cocci on

3歳の娘の保育園(保育園、幼稚園の区別はないのですがここでは保育園と記載します)が始まって早1ヶ月。

楽しく毎日行っている様子で親としては嬉しい限り 😀 

そんな保育園生活で、お〜やっぱりイタリア!だと感じる出来事を紹介します。

1、ストライキ

聞いてはいたものの突如として「明後日ストライキです。」との情報がママさんメール連絡網に。保育園の先生、掃除の人、給食準備の人がストライキをするのですが、希望者だけストライキOK。全員休みをとるわけでないので、自分のクラスの先生がいる場合は子供を預けることができます。

ストライキ=おやすみ、と思っていたので、これには拍子抜け。嬉しい情報でした。

とはいえ、仕事をしている人には大変!

でも逆によくあることだからこそ、会社側もストライキならそうだよね、と理解してくれる模様です。

2、靴生活

保育園では教室内でもそのまま土足です。こればかりは気にはなるけど致し方ないですね、イタリアなので。。しかし!!娘が帰ってきたら靴にうん◯がべっとり。。園庭で遊んでる時についたのらしいですが、そのまま教室入ったり、その靴のまま給食を食べたのかぁと思うと・・ゾッとしました。

そしてそのまま家に入ってこないでーーーー!と声を張り上げてしまいました。

「玄関では靴を揃えて上がろうね」日本でしっかり教えたいと思います(笑)

3、年齢の違う友達

クラスは3歳、4歳、5歳と年齢がミックスです。イタリアのモンテッソーリ教育の一環ですね。

1クラス25人で、上の年齢の子が小さい子をトイレに連れて行ってくれたりちょっとしたお世話をしてくれます。危ない遊びや変な言葉も色々吸収しますが、私はこの制度がとても気に入っています。

保育園初日「ママ〜新しい友達!(Mamma la nuova amica!!)」と紹介されたのですが、年上の女の子、とっても嬉しそうな顔が今も焼きついています。5歳のその子が私にどういう出会いだったのか、いつ遊びに言っていいのか(笑)、などを流暢に説明してくれました。さすが5歳!

娘はまだあまり言葉を喋れませんが、上の子からたくさん吸収してくれたらいいなぁと思います。

4、習い事リスト

保育園で配られた市が紹介している習い事リスト。そろそろ何か習い事でもしたほうがいいのかな?と考えていた矢先だったので興味津々にのぞいてみました。3歳からできることは限られていますが、こんなラインナップ。

・ダンス系(バレー、ヒップホップ、ズンバ、遊びダンス、体操)

・武道系(柔道、カンフー、柔術、空手、太極拳、ブラジル柔術)

・精神系(ヨガ、ピラティス)

・スポーツ(バスケット、サッカー)

これも面白そうと思ったのは、馬に乗って新体操のような演技をする(Volteggio)というスポーツ。体操をするので姿勢やしなやかさも学べるし、馬の上でのバランス能力も鍛えられ、馬の世話なども同時にするので優しい心が育つのではないかなと思います。

娘はPattinaggio(ローラースケート)か水泳!が希望。夏の間3ヶ月毎日プールに行っていたので独自で泳げる(体をまっすぐに足をフィンのように揃えて動かしながら進むイルカ泳ぎ)のですが、そこからどんな風に泳げるようになるのかみてみたいな〜という興味もあります。

馬の上で行うVolteggio

5、給食

日本の保育園の給食はどんな献立なのでしょうか?お弁当なのでしょうか?

今週の給食はこんな感じでした!

月曜 肉のラグーの全粒粉パスタ、野菜コロッケ、生野菜、季節のフルーツ

火曜 野菜と豆類(ソラマメ、グリーンピース、インゲンマメ、レンズマメ)とオオムギ煮たもの、鳥の胸肉レモン風味、オリーブオイルにあえのじゃがいも、生野菜、季節のフルーツ

水曜 豚肉入りリゾット(Mantova名産)、インゲン豆のオリーブオイルあえ、生野菜、季節のフルーツ

木曜 ザッフェラーのリゾット、タラのフライ、生野菜、季節のフルーツ

金曜 ズッキーニ入りパスタ、豚肉のリンゴ煮、カリフラワーのオリーブオイルあえ、生野菜、季節のフルーツ

家でもこんなに用意しないのに保育園ではフルコースです。そして、やはり炭水化物はリゾットかパスタが基本。日本人としては、白ご飯やおにぎりとかはないのは寂しい感じもしますね 🙁 

そして給食費は家庭の収入によって異なり、1日あたり1,5〜4,5ユーロ。

1ヶ月の給食費がだいたい、3,500〜10,000円ということになります!

給食以外にも、10時にはおやつ(果物かパン)の時間があります。

まとめ

こんな感じで保育園での生活が驚きと共に始まりました。そして娘のクラスには3組も双子ちゃんがいます。その影響で、「○○の兄弟は○○」と兄弟という概念もバッチリ覚え、「私も妹欲しい」が最近の口癖です(笑)

楽しく保育園に行ってくれるのは親としても嬉しいですね!