イタリア初!スプレータイプのインフルエンザ予防接種
衝撃のニュースが飛び込んできました。
ロンバルディア州の2~5歳のみ対象で、冬に向けてのインフルエンザ予防接種、注射じゃなく鼻へのスプレータイプが開始したとのこと。
注射でなく鼻へのスプレー?!痛くないの?効くの?と疑問だらけ。
1、イタリアで初導入
アメリカでは長い間実用化され、イタリアでは初めての導入。
日本では未承認のワクチンですが、クリニックなどで輸入ワクチンを接種することも可能のようです。
2、どのようなもの?
従来のインフルエンザ注射の皮下注射ではなく、鼻腔内に2回のスプレー(各鼻腔に1つずつ)を投与して、同じ効果を確保するというもの。
インフルエンザウイルスの一般的な侵入口である鼻の粘膜に免疫を誘導するので、
高い感染防御効果が期待でき、感染してしまった場合でも重症化を抑制。
もう1つの違いは、生きたインフルエンザウイルスを使った生ワクチンであるということ。(注射タイプは不活性ワクチン注射)
3、誰がワクチンを接種できる?
スプレーワクチンは2歳以上の子供に適応されますが、重度の喘息などの慢性疾患に苦しむ子供には推奨されていません。
生ワクチンのため、アレルギー反応を起こしたこと(卵アレルギーなど)がある人も接種できません。
4、一回の接種で十分
10月中旬からの予定でしたが11月1日から、無料で開始とのこと。
1回の接種だけで効果があるとの見解により全員分、そして6歳以上の子供にも対応できる予定のようです。
接種を二回にした場合、1回目の後4週間後に2回目、そうなると数に限りがあるので多くの人が受けれない、1回で効果があるならもってこいですね!
5、どうしてロンバルディだけ?
10月中旬からスプレーワクチンを提供できるようになるというロンバルディ州の発表は、他の地域からの関心と不満を呼びました。
そもそも、インフルエンザワクチンの必要性の計算は、年の初めに州ベースで、小児科医とかかりつけの医師の指示に基づいて行われます。
しかし、今年のコロナウイルスによる緊急事態のせいで、保健省はインフルエンザワクチンの適用者を子供や60歳以上の年齢層へと適用範囲を拡大を推奨する発行をしたのです。しかし製薬会社はすぐにワクチン製造を増加できない、また製薬会社はイタリアにのみ供給しているのでなく、世界中に供給している。特に、アメリカなど巨大な国に買いだめされてしまったと専門家は説明しています。
そこで、ロンバルディはこの問題を解決するため、独自に他の海外のチャネルを通じてこのスプレータイプを調達したのです。
今シーズンのワクチン投与量が不足をスプレータイプでまかなおうと努力したのですね!!
まとめ
今私の住むロンバルディア州はロックダウン中ですが、保育園や学校などは開いています。保育園では、保育園に入るときに検温と手の消毒。少しの咳・風邪症状のある子は自宅待機です。そして、3クラスあるのですが他のクラスとの交流が全く絶たれていて、以前は一緒だった食堂もお昼寝の時間の部屋もバラバラです。
その徹底した管理により今年は欠席の子が今年は劇的に少ない!
公園も禁止、友達の家に行くのも禁止、習い事も中止、週末は常に家いるだけなのでせめて保育園で楽しんで欲しいなと思います。
今回は、DONNAMODERNAの記事を引用しました。
Influenza, arriva il vaccino spray per i bambini
1 Comment
Fermin I · 2024年7月13日 at 4:20 PM
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