家で楽しめるバーチャル美術館
コロナウイルス の影響で、「家にいることが私たちができること」「家にいよう」=「resto a casa」
と、国民全体が外出が禁止されているイタリアです。
日夜問わず難しい状況を肉体的、精神的にも耐え頑張ってくださっている医療関係者、
必要不可欠なお店を保ってくれている人たち、
それ以外の国民にできることは、「家にいること」感染者を増やさないことです。
そんなイタリアでも、家で過ごす時間のアイデアがネットを中心に広まっています。
今回紹介するのは、バーチャル美術館、家にいながら美術館・博物館を楽しめる、そんな場所の紹介です。
4月3日まで美術館などはお休み、子供の頃から美術に慣れ親しむイタリアらしい情報です。
ちょっと旅行に行った気分にもなれます
1、ローマ バチカン美術館 システィーナ礼拝堂
ミケランジェロが制作した壮大で美しい天井画や壁画で飾られ、天井画には旧約聖書の創世記の9場面が描かれていて、その色彩の美しさに目を奪われる。また、祭壇に描かれた「最後の審判」は、ミケランジェロが60歳のとき、6年かけて制作した作品。審判者キリストが今、最後の裁きを行おうとしている姿をいきいきと描いている。
10年近く前初めて訪れた時、感動のあまり30分近くその場に立ちすくんでしまったシスティーナ礼拝堂。
2、ローマ コロッセオ
https://www.il-colosseo.it/visita_virtuale_colosseo.php
約2000年間、この場所に建ち続ける勇姿
永遠の都ローマの中心部に堂々と建つコロッセオは、西暦75年に建造が始まり、西暦80年から使用されました。周囲527メートル、高さ48メートル。周囲の人と比べると、その途方もない大きさがよくわかります。「コロッセオ」とは、「巨大な物」という意味です。文字通りのネーミングですね。
これだけ巨大な建造物を、約2000年前の人たちが作った、その事実にまず驚きます。そしてその巨大建造物が、2000年間倒壊せずにこの場所に立ち続けていることは、まさに奇跡です。by LINEトラベルjp
3、トリノ エジプト博物館
https://cdn-cache.museoegizio.it/static/virtual/ArcheologiaInvisibileITA/index.html
トリノが世界2番目の所蔵品数!
1824年に創設され、ナポレオン・ボナパルトのエジプト遠征・美術収集に同行していたベルナルディーノ・ドロヴェッティが、当時のサヴォイ王に送った5,268点から始まり、現在、同博物館は33,000点を所蔵、6,500点ほどを展示している。
古代エジプトの遺産をこれだけの規模で所蔵しているのは、当地カイロ博物館についで、トリノが世界2番目なのです!
4、ロンドン 自然史博物館
https://naturalhistory.si.edu/visit/virtual-tour
ロンドンに数あるミュージアムのなかでも、最も高い人気を誇る施設のひとつ「自然史博物館」。世界中から集められた動植物の標本はなんと4億点にものぼり、しかも毎年30万点が新たに追加されています。
一番人気は恐竜エリア!それもバーチャルで見れちゃうのです。
12月娘と訪れましたがとっても全て回る時間はありませんでした、家で楽しめる!と良い発見。
5、NASA
https://www.nasa.gov/glennvirtualtours
まとめ
イタリアでは4月3日までお店の休業などの措置が取られていますが、昨日の発表で私の住むロンバルディア州は4月15日までと延期。先の見えない戦いがつづいています。それでも皆頑張っています。
日本の皆様もお気をつけお過ごしください。