GUCCI、PRADAなど「コロナウイルスのために立ち上がった」企業!!
イタリアは5月4日にロックダウンが緩和され、ようやく外出ができるようになりました。ただ、お店やバーも閉まっているし、友達とも会えない。なので、外出すると行っても近所を散歩するだけ。ただ、2ヶ月ぶりに吸う外の空気、道や家々に咲く花をみて歩くだけでも幸せな気分になりました。そしてすれ違う知らない人とも自然に「チャオ」と挨拶、みんなこの時を待っていたんだなぁと感慨深くなりました。
今回は「コロナウイルスのために立ち上がろう!」と、様々な活動した企業を少しご紹介します。
まずは、イタリア?と聞いてみなさんが浮かぶもの、ファッション、車!ではないでしょうか?
GUCCI、PRADA、フェラーリ、マゼラッティ、誰もが知るイタリア老舗ブランド、彼らが今回の非常事態に立ち上がってくれたのです。
目次
老舗ブランドがマスク作りに!
GUCCI
1,100,000枚のマスク、55,000の医療用ガウンを製造
PRADA
110,000枚のマスクと80,000のガウンを製造
Baldrini
靴の老舗メーカー、生産工場の一部をサージカルマスクの製造ラインに変更。まず、従業員とその家族に寄付され、その後、自治体の警察に寄付
Calzedonia
いくつかの工場をマスクと医療用ガウンの製造に転換。半自動化を実現したことにより、初期段階ですでに1日あたり10,000枚のマスクを生産可能になった。最初のマスクはヴェローナ病院とヴェローナ市に寄付
Miroglio
誰より先に立ち上がってマスク製造を始めた老舗企業
Fabi
1965年創業の靴下製造の企業、マスク製造を開始
Hide&Jack
ブランドのWebサイトで10,000枚のマスクを無料で提供
HUI
ミラノ市の市民保護局に10,000枚のマスクと200枚のフェイスシールドを寄付。
Pellemoda e Hostage
病院やエンポリ自治体の保健協会向けの100,000枚のマスクと医療用ガウンの製造を開始。
フェラーリ
コロナウイルス患者を治療する医療スタッフを支援するために、防護マスク用の人工呼吸器バルブと継手(つぎて)を製造。マラネッロにある3D印刷施設からイタリア全土の病院に配布。
今では世界ブランドも追随
Louis Vuitton、Dior 、Givenchy、Balenciaga、 Saint Laurent,Burberry、Dior、シャネル、HUGO BOSS、Havaianas、LOEWE、Petit Bateau 、ZARA、H&M、MANGO
様々なファッションブランドでマスクなどの医療品の製造がされています。
ジョージ・アルマーニ
ジョーにアルマーニの貢献は際立っていました。
2月はミラノのファッションウィークの時期、2月21日最初の犠牲者が出た段階で、2月23日に行われるはずだったファッションショーを無観客で行いました。最初に行動を起こした人だったと言われています。
同時に多くの寄付をしています。
ミラノのUNIQLOも!
2019年ユニクロの第1号店がイタリアミラノにオープンしたばかり。
そのユニクロがミラノの自治体に100万枚のマスクと400のウールダウンを市内で奉仕するボランティアに寄付しました。
ユニクロイタリアの最高経営責任者である小林浩介氏は、
「ミラノでの初年度にミラノ人がユニクロで示した温かい歓迎とサポートの恩返しとし、市を支援することに感謝の意を表したい」と語っています。
同じ日本人として誇らしく嬉しいですね 😀
まとめ
イタリアではマスクをつける習慣は全くなかったので、今はおしゃれマスクを販売する会社が増えています。グッチやプラダなども素敵なマスクを製造してくれるのかな?と期待しています。