イタリア人が選ぶ、自分の子供と一緒に見たい80年代のアニメ
日本でなく、イタリアのランキングです!
なんども言いますが、イタリアでのランキングです。
「キャンディキャンディやペニーヌ物語を見て何人の人が泣いた?スパンクを見てどれだけ笑った?、オリー(キャンプテン翼)とミラ(アタックYOU!の葉月優)が勝てるようにどれだけ応援した?日本で製作された作品に、どれだけの感動と夢を与えてもらったでしょう。もし、いま自分の子供達と一緒に見るなら何を選ぶ?」
と、こんな見出しで紹介されたランキングです。
日本のアニメは、吹き替えがされ、なんだかんだで日本の放送から数年後にイタリアで放送が開始されます。なので80年代生まれの私も、実際は知らない作品がたくさん、旦那とも見ていた日本アニメに少し時差があります。
放送開始が古い順に紹介しますね!
目次
- 1、DAITARN III (無敵鋼人ダイターン3)
- 2、PELINE STORY(ペリーヌ物語)
- 3、CONAN, IL RAGAZZO DEL FUTURO(未来少年コナン)
- 4、LADY OSCAR(ベルサイユの薔薇)
- 5、SAMPEI, IL RAGAZZO PESCATORE(釣りキチ三平)
- 6、HELLO SPANK(おはよう!スパンク)
- 7、OCCHI DI GATTO(キャッツアイ)
- 8、HOLLY E BENJI, DUE FUORICLASSE(キャプテン翼)
- 9、MILA E SHIRO DUE CUORI NELLA PALLAVOLO(アタッカーYOU!)
- 10、Gigi la trottola(ダッシュ勝平)
- まとめ
1、DAITARN III (無敵鋼人ダイターン3)
日本のロボットアニメ。
1978年日本で放送開始、1980年イタリアで放送開始
この作品も私は知らなかったのですが、イタリア語の要約で「Haran Banjyoという主人公が・・」というくだりを読んでいて、Hrann Banjyo=波乱万丈 主人公の名前?!と驚きました。。
2、PELINE STORY(ペリーヌ物語)
1978年日本で放送開始、1980年イタリアで放送開始
日本アニメーション制作のテレビアニメーション。世界名作劇場の第4作目にあたる。
原作はフランス人作家・エクトール・アンリ・マロの『アン・ファミーユ』(En famille)。
邦題は『家なき娘』(いえなきこ、いえなきむすめ)または、『家なき少女』(いえなきしょうじょ)
3、CONAN, IL RAGAZZO DEL FUTURO(未来少年コナン)
1978年日本で放送開始、1981年イタリアで放送開始
スタジオジブリの巨匠・宮崎駿がはじめて監督を務めた名作アニメで、ジブリ作品を彷彿させるタッチと世界観は今なお色褪せない作品。
ジブリ映画をイタリア人に説明する時、「ほら、あの未来少年コナンの監督だよ!」というと誰もが解釈できるほど有名な作品です。トトロに続くジブリ作品よりも有名です。
ジブリファンとして機会があれば見たいと思っているのですがまだ見ていません。
4、LADY OSCAR(ベルサイユの薔薇)
1979年日本で放送開始、1982年イタリアで放送開始。
通称「ベルばら」。フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、史実を基にしたフィクション作品。
5、SAMPEI, IL RAGAZZO PESCATORE(釣りキチ三平)
1980年日本で放送開始、1982年イタリアで放送開始。
魚釣りが大好きな「釣りキチ」少年三平が、日本中、世界中のさまざまな魚釣りに挑戦する釣り漫画。
この作品、15年前にアイルランドに留学していた頃、そして今でもよく聞かれるアニメの一つ・・
ミラノには三平という日本食レストランもあったほど!
6、HELLO SPANK(おはよう!スパンク)
1981年日本で放送開始、1982年イタリアで放送開始。
「なかよし」に連載されていた漫画。
イタリアでは主人公の名前が、愛子からAIKAに変わっています。
なぜなら、Oで終わる名前は一般的に男性だから、単純にAで終わる名前になったのかなと想像します。
これも私は知らなかったのですが、家に小さい頃旦那が遊んでいたスパンクのぬいぐるみがあります。
7、OCCHI DI GATTO(キャッツアイ)
1981年日本で放送開始、1985年イタリアで放送開始。
OCCHI =目
DI =の
GATTO =猫
そのままのタイトルですね(笑)
最近でも放送していたのでその人気が伺えます!
イタリア語の歌も人気です。「オ,オ,オ,オッキディガット~🎵」
8、HOLLY E BENJI, DUE FUORICLASSE(キャプテン翼)
イタリアの中でも絶対忘れてはいけない作品!!
1983年日本で放送開始、1986年イタリアで放送開始
タイトルにあるように、主人公の名前はイタリア流に変わっています。
Holly (Oliver Hutton) → 大空翼
Benji (Benjamin Price) →若林源三
Tom Becker →岬太郎
Mark Landers→日向小次郎
Bruce Harper→石崎了
Julian Ross→三杉淳
イタリアでは、キャプテン翼を見てサッカーを始めた人も多く、前回のワールドカップでは日本のファインプレーを讃えるのにアナウンサーが「まるでキャプテン翼のようなパス回しですね」と言っていたくらい今なお伝説の漫画です。
旦那の友人に「ブルース」というあだ名の男性がいるのですが、45歳。
当時、キャプテン翼のブルース(石崎了)みたいにイガグリ頭だったからその名になったとか・・今もなお呼び続けられるブルース(笑)
9、MILA E SHIRO DUE CUORI NELLA PALLAVOLO(アタッカーYOU!)
1984年日本で放送開始、1986年イタリアで放送開始。
「なかよし」で連載されたバレーボールの青春アニメです。
Mila Hazuki= 葉月優
Shiro Tachiki= 立樹 爽
名前が微妙に変わっていますね、タイトルを日本語名にすると「葉月優と立樹 爽 バレーにかける二人の想い」という感じでしょうか。ちなみに、アタックのイタリア語「」です。
今の今までアタックナンバーワンのことだと思っていました・・
10、Gigi la trottola(ダッシュ勝平)
1981年日本で放送開始、1983年イタリアで放送開始
チビでお調子者の青林高校の1年生、坂本勝平は女の子と純白パンティーが大好きな天才問題児。
バスケット部の美人コーチのパンティーが純白だったという理由だけでバスケ部に入部希望する。
今なら放送されそうもない漫画ですね・・。
15年前にアイルランドにいた時もこのポーズを見せられ、これ知ってる?とよく聞かれました。
この勝平がするポーズ、、40代以上のイタリア人はみんな知っていると思います。
まとめ
他にも、Yattaman(ヤッターマン)、
Kyashan(キャシャーン)、
Lamù(うる星やつら)、
LUPIN III(ルパン3世)、
MAZINGA Z(マジンガーZ)、
I CAVALIERI DELLO ZODIACO(セイントセイヤ)、
LE AVVENTURE DELL’APE MAGA’(みなしごハッチ)、
APE MAIA(ミツバチマーヤの冒険)、
CANDY CANDY(キャンディキャンディ)、
L’INCANTEVOLE CREAMY(魔法の天使クリィミーマミ)、
GEORGIE(レディジョージィ)
と名が連なっていました。 これら全て、80年代にイタリアで放送された日本のアニメです!!
現在の30代、40代のイタリア人はみな口を揃えて「私たちは日本のアニメを見て育った」と言います。
それもこれだけアニメが浸透していたら納得できますね。
同時に日本漫画を誇りに思いますね!