流行名前ランキング〜男の子〜
以前、女の子の名前人気・流行ランキングを掲載しましたが、今回は男の子バージョンです。( l’ISTAT調べ 2018年の使われた名前多い順を参考にしています。)
男の子もまず伝統的な聖人の名前をつけるのが伝統的で一般的です。!例えば、フランチェスコ、パオロ、ジョバンニ、ジョゼッぺ、ステファノ、よく聞きますよね?
では、今流行っているのはどんなの?を紹介します。
日本でそのまま使える名前は少ないと思うのですが、何かの参考になればと思います。
目次
「聖人の祝日(onomastico)」を使う
キリスト教の国、イタリアでは、365日毎日がいずれかの「聖人の祝日(onomastico)」です。日本のカレンダーに「大安、仏滅、友引」と書いてあるように、イタリアのカレンダーでは聖人の祝日が記載されています。
例えば、8月10日は「聖ロレンツォの日」なので子供の名前にも「ロレンツォ」をつける。そうゆう考え方。
また、8月10日生まれでないロレンツォという名前の人も、8月10日はロレンツォの日なので「おめでとー」とお祝いされるんですよ。
短い名前からつける
Aldo(アルド), Dino(ディノ), Leo(レオ), Ivo(イーヴォ), Luca(ルカ), Milo(ミロ), Nico(ニコ)
最近この短い名前を聞くこと多いような気がします。
外国の名前からつける
Jacob(ヤコブ)、Michael(ミカエレ)、Daniel(ダニエル)
やはりイタリア人にとってもアメリカやイギリスなどに憧れがある人もいて、世界に羽ばたけそうな名前をつける場合もあります。
ここにあげた名前も起源は同じなので、イタリアだったら
Jacob(ヤコブ)→Iacopo(ヤコポ)
Michael(ミカエレ)→Michele(ミケエレ)
Daniel(ダニエル)→Daniele(ダニエレ)
と、なります。
日本人からしたらあまり変わらないですね。。 😕
ちょっと個性のある名前をつける
Juri(ユーリ)、Lupo(ルーポ)、Glauco(グラウコ)
ユーリは日本人の女の子にも使われますね、元々はロシア系の名前です。Lupoは狼という意味なので本当につけるの?という感じですが、統計寄ると使われている名前のようです!
2018年の流行名前ランキング!
1位、Francesco(フランチェスコ)
フランチェスコは中世のラテン名フランシスカスに由来。
ラテン語のフランクスは「自由な状態」を意味していたため、名前の意味は「自由な人」と解釈できます。
聖人の日(onomastico): 1月24日、1月29日、4月2日
2位、Alessandro(アレッサンドロ)
ギリシャ起源の名前で、「人を守る」「守られた人」を意味する。
聖人の日(onomastico):4月22日、8月26日、30日。
3位、Leonardo(レオナルド)
ゲルマン起源の名前で、「ライオン、強い」を意味する。ブロガーとして人気のChiara Ferraniと歌手Fedezの子供がレオナルド、ここ数年の流行りになるのは間違いなさそう!
聖人の日(onomastico):3月22日、10月15日。
4位、Lorenzo(ロレンツォ)
「ラウレントの住民」を意味するラテン語の起源の名前。
フィレンツェでは、メディチ家の大商人ロレンツォ・マニフィコで有名ですね。
「ラッチォ州の住民」または「月桂樹を帯びた人」を意味する場合もあります。
聖人の日(onomastico):8月10日、10月8日。
5位、Andrea(アンドレア)
ギリシャの起源の名前で、「男らしい、勇気ある男」を意味する。
聖人の日(onomastico):11月30日。
6位、Gabriele(ガブリエレ)
ユダヤ人の起源の名前で、 「神の要塞」を意味する。
聖書の起源の名前であり、マリアにイエスの誕生を告げた大天使の名前でもある。
聖人の日(onomastico):9月29日、2月27日。
7位、Luca(ルカ)
ギリシャ語ラテン語の起源の名前で、「光」を意味する。
聖人の日(onomastico):10月18日
8位、Tommaso(トマソ)
アラム語–ユダヤ人の起源の名前で、「双子」を意味する。
Thomasというアラム古代語がイタリア語でTommasoとして使われているのです、最近よく耳にしますが「トミー」とあだ名がなんとも可愛いです。
聖人の日(onomastico):7月3日、12月21日、3月7日。
9位、Mattia(マッティア)
ユダヤの起源の名前で、「神の人」または「神の贈り物」を意味する。
聖人の日(onomastico):2月24日、5月14日。
10位、Riccardo(リッカルド)
「強力で勇敢な」を意味するゲルマン起源の名前。
聖人の日(onomastico):2月7日、4月3日。
まとめ
参考になりましたでしょうか?
聖人の日(onomastico)はネットですぐ検索することができますので、予定日を設定して検索してみるのもいいかもしれませんね。
イタリアでは女の子の名前は「A」(マリア、ジュリア、ソフィア)で終わり、男の子は「O」(マッテオ、レオナルド、ロレンツォ)で終わるが一般的です。私の名前は、YUKOと「O」で終わるのでイタリア人にとっては違和感があるようですが、、日本だと「子供の子」で終わる名前は女の子に多いので、まるで反対ですね。
名前は「親からもらう最初のプレゼント」と言われます。
たくさん悩んで思いのたくさん詰まった名前をプレゼントしてあげてください。
女の子版もご参考に〜♫
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名前に付けれない名前もあります
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