[2019年版]イタリアの夏休み

Published by Cocci Cocci on

山へのバカンス

日本も夏休みですね、日本の夏休みといえば、お盆、帰省、暑中見舞い、甲子園、東京に住んでいた頃の私は帰省できる喜びが大きかったなぁと感じます。

さて、イタリアも夏休みです!

子供たちの過ごし方

保育園含め学校は6月中旬から9月中旬まで3ヶ月の夏休み 😕  長い〜親としては大変です。。

学校が休みの間、子供会のような感じで市が子供向けのイベントを開催してくれます(有料)。子供をプールに連れて行ったり、公園で遊ばせたり、様々なアクティビティがあります。私の住む市では500人の子供が参加。学校がなくて困ってる親は多いのが伺えます。

他に3ヶ月の内、1ヶ月は遠くに住む祖父母の家にお泊りに行くという話もよく聞きます。親は仕事で行けないのです子供だけのお泊り、遠くに住む祖父母には嬉しいかもしれませんね。

9月に夏休みが終わりますが、新学期が何日から始まるのかは市のサイトをチェックしないとわかりません。だいたい二週目くらいからとこれもまた曖昧なイタリアらしい制度です。

大人の過ごし方

一般企業ではたいてい、二週間の夏休みがあります。子供の夏休みに合わせて6月から9月の間に自由に二週間とってバカンスに出かける人が多いです。仕事が忙しくて休み取れなかったということはほぼなく100%の人が夏休みをとっています!

そして8月15日が祝日で一週間はお休み。

8月いっぱい会社が休みのところも多いです。

イタリアのメリハリのついた働き方好きなところでもあります。

海派?山派?

私の住むマントヴァは海のない県なので、海に行く人が圧倒的に多く、サルデーニャ島、シチリア島、クロアチアの海、イタリア南のプーリアと二週間目一杯使って海に行く人が感覚的には60%!イタリア人は海大好きです。イタリア人にとって日に焼けていることは夏を楽しんでることの象徴。海へ行って朝から夕方までぼーっとして日焼けを楽しむ。これがイタリア人にとっては最高の幸せなのです。

そして、マントヴァは湿気が多いので、涼しさを求めて山に行く人が40%!小学生くらいの子供がいる家庭は山歩き、キャンプなど。私も海派でしたが、今年は山派!3歳の娘は長い距離は歩けませんが、ロープウェイで1500mの山へ、少し歩いて自然の牧場へ。ヤギや馬、牛達と触れ合って楽しんでいました。

ガルダ湖というイタリアで一番大きな湖も約1時間の距離にあるので人気です。ドイツの観光客でたくさんなのでなんとなく海外にきている気分にもなります。

海外に観光に行くという人はほぼゼロ、、、、

山へのバカンス
山へのバカンスロープウェイに乗って
山にある牧場
イタリアで最大の湖ガルダ湖

プール派

イタリアのプールは広い芝生の公園の中にあるイメージです。なので芝生では日焼けを楽しむ人たち、カードゲームを楽しむ老人達、子連れは砂場遊び、ビーチバレーを楽しむ人たちもいます。

とりあえず、バカンス以外はプールで過ごすのが一般的。

週末になると夕方はバンド演奏があって軽く食事ができたり、誕生日会を開いていたり、宅配ピザ屋がきたりと公園の使い方は様々。とにかく、このプールは若い人向け、子供向け、というような括りがなく、誰もが楽しめる、親子三世代できている人も多い公共の場です。私たちのいくプールには、義理兄、保育園のお友達、近所の人までたくさん。皆さん、お年寄りもビキニ、男の人もブリーフタイプの水着と日本と違って露出が激しいですが、恥ずかしいという感覚はこの国にはないのです。

タトゥー事情

そして、50%の人にはタトゥーが入っている 😯  (感覚的な数値ですが)タトゥーに関しては、日本では賛否両論ありますが・・イタリアはというと、保育園の先生も入ってる(娘が足首に入ったタトゥーをみて、月と太陽だ〜と喜ぶ)、保育園の親御さん「今からタトゥー入れてくるの」というと、先生が「まぁみんな!明日新しいタトゥー見れるわねぇ」と園児に話しかける。プールでみていると、漢字、子供の顔・名前、キティちゃん、産まれたての子供の手形、写真風の似顔絵、様々です。

芝生の多いプール
緑の多いプール

夏休みもわずか、残りを楽しみましょう 😛 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です