イタリアの授乳事情

Published by Cocci Cocci on

私は母乳で子供を育てていました。(3歳になる今も飲んでますが。。)イタリアではレストランでもバスの中でもカフェでも皆おっぱいをあげています。しかも何かで隠すでもなく。ペロンと出してどうぞという感じ(笑)。

隣の席に座ってるおばさま方に、「この瞬間が最高に幸せよね〜」とか「見せて見せて」など、おっぱいをあげる人も周りの人も恥ずかしいとか迷惑という思いを感じなかったのを覚えています。イタリア人のオープンで周りを気にしないという性格だからでしょうか?

オムツ替えもトイレにそんなスペースないことが多く、レストランではこのテーブル使っていいわよ〜とか厨房の中のステンレス台の上で交換したこともあります。(衛生上どうか?いう話は別にして)

日本では、公共の機関で授乳なんて!という風潮だと思うので私も帰国の際には大変でした。娘はどこでもおっぱいを欲しがり、挙げ句の果てには抱っこ紐をしながら隠しながらあげる方法を攻略したり・・。でも日本の場合、授乳室やオムツ替えのスペースがたくさんある。だからそうゆう場所を利用するべき、事前調査をしておかないといけないという事なのでしょうね。

イタリアは大きなショッピングモールには授乳室がある場合もありますが、歴史的な街並みの中心地ではそうゆう場所を探すのは大変です。そこで、役立つのがこのサービス。

「Baby Pit Stop」

イタリアのユニセフが推進しているプロジェクトです。
車のレースの際に、「タイヤを換え、ガソリンを入れる」というピットストップの役割と同様に、「オムツを換え、栄養のある母乳を注入しよう」という意味が込められていて、必ず、オムツ替え用の台と授乳用の椅子がおいてあり心地よく過ごせるようになっています。そういう場所をイタリアでも増やしていこう!というプロジェクトなのです。
このロゴがある場所でサービスが受けられます。

日本ほどではないですが、イタリアにもそうゆう場所が増えていくかもしれません。授乳の仕方も変わってくるかもしれませんね。